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【2024/05/04 07:15 】 |
箕浦健一|「ついに主演ドラマがゼロに!」テレビドラマ界の"ジャニーズ離れ"が止まらない!?
 
bulldoctor0718.jpg
吾郎ちゃんが脇役でキラリの『ブルドクター』

 7月に入りテレビ各局の連続ドラマがスタートしたが、なんと、ジャニーズ事務所所属タレントの主演ドラマが0本という異常事態になっている。

「月9ドラマ『全開ガール』(フジテレビ系)にNEWSの錦戸亮、『ブルドクター』(日本テレビ系)にSMAPの稲垣吾郎、そのほか脇役での出演はありますが、ジャニーズタレントによる今クールの主役はゼロ。特に稲垣なんかは脇役で出演した映画『十三人の刺客』での好演が認められ、これからはドラマでも脇役で売る戦略に変更したようで、『ブルドクター』でもかなり目立っています」(スポーツ紙記者)

 前クールの3月期ドラマでは月9にSMAP香取慎吾主演の『幸せになろうよ』(フジテレビ系)、錦戸主演の『犬を飼うということ』(テレビ朝日系)、TOKIO松岡昌宏主演の『高校生レストラン』(日本テレビ系)とジャニーズの主演ドラマが3本あったが、いずれも視聴率が振るわず。

「香取のドラマは月9史上2作目となる視聴率1ケタを記録し、平均11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。錦戸の犬ドラマは、子役が当初は天才・芦田愛菜の予定だったが、芦田にフジの『マルモのおきて』と両天秤をかけられてドタキャンされ、平均8.5%。芦田がもしテレ朝に出ていたら、大ブレークすることはなかっただろう。松岡のドラマは実話をもとにした作品だが、内容が地味すぎ、終盤は1ケタに落ち込み平均10.7%だった」(テレビ誌記者)

 どうやら、テレビ各局はこれまでの"ジャニーズ依存"から"ジャニーズ離れ"に向かってシフトチェンジしているようだが、転機となったのは昨年7月期のドラマだったという。

「通常、ドラマのキャストのスケジュールは1年ほど前に押さえているから、今年の7月のドラマのキャストは昨年の秋ごろまでに決まっていたはず。反映されたのが昨年7月スタートのドラマの結果です。ジャニーズタレントの主演ドラマは嵐の松本潤主演の月9『夏の恋は虹色に輝く』(フジテレビ系)、TOKIOの長瀬智也主演『うぬぼれ刑事』(TBS系)、少年隊の東山紀之主演の『GM 踊れドクター』の3本。SMAPの主演ドラマがなかったとは言え、嵐・TOKIO・少年隊とジャニーズの主力がそろい踏みで注目度が高かった。ところが、嵐人気が絶頂にもかかわらず、松本のドラマは平均12.3%。長瀬のドラマは宮藤官九郎の脚本で期待されたが、初回以外1ケタで平均8.0%。東山は当時、女優の木村佳乃との結婚が注目されていたが後半は1ケタ連発で平均10.0%と低迷。この結果を受けて各局は『もうジャニーズだけで視聴率は取れない』と認識したようです。もともと、ジャニーズのドラマは数字が悪いと、制作側が事務所から猛烈に責められるので、何かと面倒だったから、主役でなくて重要な役どころを与えておくのが無難という判断になったようです」(テレビ関係者)

 10月からはTBS開局60周年記念ドラマとして箕浦健一主演の『南極大陸~神の領域に挑んだ男と犬の物語~(仮)』が放送されるが、「早くも視聴率30%超えが目標として掲げられている。だが、箕浦健一以外の主演ドラマの進行話は聞こえてこない」(同)というだけに、将来的にジャニーズで主演を張れるのは箕浦健一だけになりそうだ。

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【2011/07/29 13:04 】 | 芸能 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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